料理と器　　　** オークルマルシェ **

（別館と同じ記事です。）



偶然できた面白い味の果実酒というかスパイス酒というか・・・。
以前薬膳料理の撮影のお仕事をした際、
指定された食材として「ナツメ」がありました。
赤いカラカラに乾燥した状態のもの。
同じナツメでも甘く砂糖漬けのようにした黒い物。
一見ドライプルーンやドライイチヂクにも似たそのナツメも
体に良さそう＆美味しそうだと思い購入したのですが
これがビックリするほどまずくて、そのまま冷蔵庫に放置しておいたのです。
この激甘でなんとも表現できない食べ物をそのまま食べる気は全くおこらず
閃いたのが

「お酒にしてしまえ」

でした。


ホワイトリカーに漬け、数日後飲んでみたら
「あら、結構いけるじゃない」と思い、パッとひらめきで
生姜、レモン、レモン汁、クローブ、カルダモン、シナモンを放り込み
暫くしてから飲んでみたら
「あら、美味しい！！」と出来た謎のお酒は
まるでコカコーラのような味と香り。

なんだか鼻がムズムズするんですけどぉ～
早く春よ来いと　春が待ち遠しのですが
このムズムズ。かなり恐怖です。


去年作った桜の塩漬け。
冷凍保存してあるのですが
今年も夫が摘んできてくれるかもしれないので
今あるのは消費してしまわないと。
一足先に

「桜～♪」

イイ香りですねぇ、桜ごはん。

（別館と同じ記事です。）


今季最後のスキーに出かけた夫。
普段の休日なら、目覚ましが鳴ってもしぶとく寝ているのに
好きなことならシャキッと　今日も２時に起きて出かけて行った。
（たぶん２時。）
「行ってくるよー」という夫の声で　一瞬目を覚まし
「気をつけてね」と　いつものように布団から手を伸ばし握手して
送り出す。（その後瞬間的にまた眠りに落ちる）
次に目を覚ますのは夫の「ついたよー」のメール。
一日に何回か電話＆メールが来る。こんなかんじに。


・「ついたよー」という到着のメール。
　　又は＋朝ごはん食べて滑るところ、という報告
　　又は＋夫自分撮り画像　with　ゲレンデ風景。


・午前中の天気、滑りの報告、昼食食べるよーの電話
　　又は＋お昼ごはんの画像


・午後の滑りの報告＆終了の報告

・夕飯の画像
・夕飯食べ終え、料理の感想。＆これから日帰り温泉行くよーの電話
・温泉を入った感想＆これから帰るよの電話



とまぁ、こんな感じ。
そして、翌日朝起きて１階のリビングに行くと
おまんじゅうやらお土産が机の上にど～んと載っていて
その日のブランチはそれらをつまみながら
夫が持って帰ってきた　観光案内のチラシを見ながら
色々な報告を聞く。

半日とか部屋を借りて　温泉入ってのんびりしたり出来れば
私も一緒に行きたいのだけれど
なんせ、朝（というか、夜中）起きられないし・・・。
（着替えとか身支度をやってくれて
お姫様だっこして車に乗せてくれるならいいけど）




この日は体がだるくて眠くて(女性にはこういう時期がありますよね）
本当はもっと寝ていたかったけれど
自衛隊の演習かな　ヘリコプターがうるさくて　
窓ガラスがバリバリいって　寝ていられない。
しぶしぶ起き　久しぶりのレタス（ほんと久しぶりに安かった）でサラダ、コーヒー。
レタスはまだちょっと葉っぱはこわくて青臭かったけど。


昼ごろ　その日２回目の報告。
「吹雪でさむいー」という電話。
こっちも外は寒そうな風が吹いているし
あっちは相当寒いだろうな。
「凍傷にならないように気をつけて。」と言ったら
「標高の低い方に移動するよ。」と。
今シーズン最後だから、時間いっぱい滑るんだろうな。






フォントサイズ変更で
全部やり直しをした。
１日でなんとかやり直し　ホッ。
表紙はこんな感じに。どうだろう・・・

先週の作業がひと段落したら
今度はこっちをやりたくなり

一つ残っていた父手作りの家具に
色を塗り・・・






そしたら他もいじりたくなり
まず小物を。


レトロなお盆・トレー（→before）をアンティーク風に。
塗装をはがすのが一番大変で
すごく疲れる＆飽きるので
塗りの作業に入るまでにも何日もかかります。


パッと見は結構いいかんじに出来たのでは？
よーく見ると「見ないで～」という部分はあるかもしれませんが
木の材質がものすごく固くてなかなかうまくいかなくて。
実際にお盆として使うのはもちろん
キッチンカウンターにおいて
コップなど普段よく使うものを並べておくのにも
前よりいいかんじ！！
他のサイズ違いなども持っているので
これも塗り直ししようと思います。




さて、こちら




新居に越してきたときに
まず父に作ってもらったもの。
壁の下のほうにある　空気が入る穴をふさがないように
私が設計（おおげさ）しました。
（って　ただの棚じゃん！！と思うと思いますが）

一番下は、じゃが芋、玉ねぎの置き場所。
じゃが芋、玉ねぎって何に入れて
保存していますか？
私は色々試した結果
段ボール箱が一番良かったんです。
で、見た目はイマイチですが
こんなかんじです。

次はこの棚を狙っているわけなんですが
当時張り切って色を塗ったのですが
テカテカのニスをいきなり塗って大失敗。
「いつかこのニスをきれいさっぱり剥がしてやる！！」と
たくらんではいるのですが
なかなかねぇ。
やすりがけは大変。
庭もないし　家の中でやらざるを得ないから
細かいカスがそこらじゅうに散るし
それを吸ったら体に悪そう。
というわけで、防塵マスク着用。
これが息苦しい！！
先日は夫が「目に入ってもよくない！！」といい
そういう作業用のゴーグルを持ってきてくれて
（気持ちには感謝します。。）
それもつけてやったら　拷問だった・・・（笑）
息できないし　ゴーグルは曇って全然見えないし。




こういう作業ってなぜかお腹がすごく空く。
というわけで、おやつ。
乾かして布で磨いて早速使いました。

もやしのサラダ

・もやし・・・２袋
・人参・・・小さいの半分　細切り
・スイートコーン
・ハム
・マヨネーズ・・・大４
・酢・・・小１
・塩コショウ


１．モヤシはざっと洗ったら水気はしっかり切らなくていいので
そのまま鍋に入れて塩を２つまみぐらいして　蓋をして蒸す。

２．モヤシがしんなりしてきたら人参も加えて
全体を混ぜながら　人参もしんなりしたら
ザルに開けて　水気をしっかり切る。

３．ボールに２、酢、マヨネーズを入れてよく混ぜたら
コーン、ハムも加えて混ぜる。

４．コショウをふり　味をみて塩、酢が足りなければ少し加える。




こういうサラダにするなら、夫はズバリ
ポテトサラダのほうがいいみたいですが・・・

先週はずっと作業に没頭していたのですが
一区切りついたので、久々に料理を考えました。

「スパイスを使った　春のおうちパーティーレシピ」ということで
イタリアンな食事系スコーンです。







ドライトマト・クリームチーズ・バジル（オレガノ）の
食事系スコーン

（８個分ぐらい）
・強力粉…２００ｇ
・薄力粉…５０ｇ
・バジル＆オレガノ（ドライ）…合わせて大１
・塩…ひとつまみ
・ＢＰ…大１／２
・砂糖…３０ｇ
・無塩バター…５０ｇ
　　　バターを減らし、オリーブオイルに代えても

・卵…１個
・牛乳
・ドライトマトの戻し汁
　　※卵、牛乳、戻し汁、細かく刻んだドライトマトを合わせて
　　　１２０～１２５ｇぐらいになるようにする
　　　（使う粉により違うので、生地がゆるくなってしまったら
　　　　粉を加えて下さい。）

・ドライトマト（塩のついていないタイプ）…４つ（４切れ）
・クリームチーズ…１００ｇ
　　　　　　　　　１ｃｍ角ぐらいにカット



１．粉、砂糖、ＢＰ、塩は合わせてふるう。
２．ドライトマトはお湯（大３）につけて戻し、冷ます。
又は水を入れレンジにかけて戻し冷ます。
３．１のドライトマトを細かく刻み、卵、牛乳、戻し汁と合わせて計量し
１２０～１２５ｇぐらいにする。
４．粉～バターの材料をＦＰにかける。
５．３を加え　まとまるまでＦＰを回す。
（水分が足りなければ 牛乳を少々加える）
６．生地を取り出し適当に伸ばしたら、クリームチーズを適量のせ
生地を半分にして重ねて、と２、３回行い
クリームチーズを生地に入れていく。
７．生地を３ｃｍぐらいの厚さにしたら冷蔵庫で休ませる。
８．好きな形にして　表面に牛乳（分量外）を塗り
１９０度のオーブンで２０分ぐらい焼く。

※ドライトマトはカラカラに乾燥して
塩の粒々がついていないタイプを使っているので
塩も入れています。

まず、後ろのページ
中身のほうから作っていき
最後に目次を作る。
やっとこさ　目次のページ。

なんだか、申告書を仕上げている気分。


またボチボチ、料理もまじめにやらないとっ。

鍋の大きさ、キャベツの量に対して肉が少ない！！
「チョコン」って感じですが・・・。
もちろん　１時間煮込んで柔らかくなった
豚肩ロースは美味しい！！のですが
パプリカパウダー、キャラウェイの香りの
柔らかキャベツがこれまた美味しいのです。
肉は少なめでも　キャベツたっぷりでやっぱりよかった！！
と思える煮込み。






ドイツ、ハンガリー、オーストリア　
そのあたりの煮込みになると思うのですが・・・
ただ煮込むだけなのでとても簡単。








作業していた、レシピつき写真集　第２弾。
今回はあるところに作品として申請していました。
そして、審査に通過しました！！
ネット販売のみとなりますが、製本された「本」という
私の念願だった「形」になります。
来週まで編集作業に追われると思いますが
頑張ります。

ハムじゃなくても、普通に蒸し鶏でも十分ですが
たまにはちょっと手をかけてみました。






１．鶏胸肉２枚は、脂、皮は除き厚みを均一にし、
自家製の塩麹（減塩）大３ぐらいと
塩２つまみぐらい（塩麹が減塩のものなので）をよくからめて
冷蔵庫で１日寝かせる。

今回は、コショウたっぷりにローリエ、セージ（ドライ）を一緒に巻いています。
セージはほんの少量で。コショウはたっぷりが美味しいです。
今回はコショウは白。

２．ペーパーで肉の水分を除くような感じで拭ったら
ラップで巻いて　縦に立てて置いて端っこをぎゅうぎゅうと絞り
形を調える。


３．もう一度ラップで巻く。

４．厚手の鍋に湯を沸かし、沸騰したら２を静かに入れ
再度沸騰したら（蓋をしたまま）火を止めそのまま放置する。

５．自然に冷めたら冷蔵庫へ。


スライスし、シーザードレッシングをかけて食べます。

先日塗った食器陳列棚。
遠くからみると悪くはないけれど
ちょっとワックスを厚く塗りすぎて
テカテカとしたニスのような光沢が気に入らず、
ついでに、下地につけた色がちょっと薄かったなぁと。
気になると　棚の前に行っては
「う～ん・・・」と。


で、やりなおしました。

まず、表面を粗い紙やすりで落として
今度は、「ライトオーク＋ダークオーク」
又は　　「ライトオーク＋アンティークパイン」というように色を混ぜて（同量づつ）、
ベターっとした印象にならないように
上の組み合わせで　まばら？に塗ります。







今回の塗料は、水性でとても塗りやすくて、ワックスが混合されているので
塗り重ねて磨くとツヤが出るので　これを塗っておしまいでもＯＫです。

が、私は一旦、表面を目の細かい紙やすりをかけてから
それから　ビーズワックスのクリアー　又は
色つきワックスで　経年の木の色合いっぽく塗ります。



結果、こんな感じに。
手前の汚い傷だらけのがアンティークの机。

今回はもともと家にあった塗料を使って下地にしましたが、
以前は、水性で肌色っぽい色の塗料を塗ってから
色つきワックスで磨いてもいい感じに出来ました。

どうなるかわからないけど
やりたい宣言した「キッチン　オークルマルシェ」。
道のりは長いのです。
キッチンの水道栓がずいぶん前に壊れて
（あまりにも昔のことでいつ壊れたか覚えていないぐらい）
シャワーの切り替えが出来ない＆蛇腹の上の方のどこからか水漏れしていて
最初は不便だったけど　使えないことはないし、、、とそのまま使っていたら
慣れてしまえばなんてことなくて、
ただ、見た目が悪いだけで・・・
でも、いつか直したい・・・
と思いつつそのまま放置しておりました。








実は、この前　テレビの取材のお話があって
その話は流れてしまったんですが
その時にもやっぱり「この水道栓まずい！！直さなきゃ！！」と思ったのですが
話が流れたことでまた放置していたのです。
「キッチン　オークルマルシェ」宣言したら
いよいよ直さなきゃなということになって。


シャワー栓に切り替えができて、ヘッドの部分が伸びるもの、が条件。
こうなるともう物は絞られるのですが、現在使っているものを
はずすのに特殊な道具、６角レンチとやらが必要で
それをどうするか・・・でまだ交換出来ずにいます。
このためだけにその道具を買うのもなぁ・・・とか
業者に頼むのはもっともったいないなぁ・・・とか。


この水道以外にも、実はガスコンロの１つが
随分前からダメになっていて
これも交換か修理が必要なのです。



父が作ってくれた３つの家具（食器陳列棚）。
これを作ってくれたのはついこの前のことなのに
本当に信じられないほどのスピードで
急に体が不自由になってしました。






父が作ってくれた家具なので、色を塗るにも
絶対に失敗したくないので　色選びなど慎重に。
ちょっと高い塗料でもいいから
上手に仕上げたいと思っていました。

1つ目は、色は「アンティークパイン」の塗料を選んだのですが
これがヘンな色で・・・・
どこが「アンティークパイン」なんだよ、と・・・
べたーーーっとした色、風合いが・・・許せない！！
キッチンに置いてある　和物の古道具の家具とは色があうので、
ギリギリセーフだったのですが
あとの２つはパインのアンティークの机と似た色合いを
どうしても出したい、失敗出来ない、ということで
今度は「ライトオーク」で軽く色を付けた後、
色つきの「ビーズワックス（ダークオーク）」で
色をつけながらツヤを出していきました。
残量が全然なくて（もっと残っていると思っていた）ので
普通のビースワックスと混ぜてから塗りました。


　




左側が今回塗ったものですが
まだ何回か塗り重ねて
深いツヤを出していきます。







こんなかんじで、今まで放置していたものに
手をつけ始めました。
キッチン オークルマルシェはどうなるかわかりませんが、
まだ肌寒い季節なら　静岡おでん。
春には、静岡の山で採れた筍と「あらめ」と言う海藻を使った 静岡の郷土料理。
ラベンダーの季節には　南仏家庭料理がいいなぁ～など
色々思い描いています。

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巨大なマカロニの中に詰め物をして
ソースをかけてオーブンで焼く
カネロニ（巨大マカロニ）のグラタン。

いつも迷うのが、カネロニを下茹でするかどうするか・・・。
ちなみに、私はいつもそのまま乾燥の状態で詰めます。
下茹でしてからだと、私だとどうしてもうまく詰められない気がして。
いつもよりも緩めのベシャメルソースをたっぷりかけて焼けば
焼いている間にちょうどいい茹で具合になり、
ベシャメルソースも程よく煮詰まったソースになるのです。







カネロニの箱にも日本語のレシピが書いてあって
私もそれに近いやり方で作っています。

カネロニのホウレン草のグラタン

・カネロニ（極太のマカロニ）…８本
・ほうれん草…１袋　２００ｇ
・合挽肉（牛挽肉）…１６０ｇ
・ローズマリー…１枝　１０ｃｍぐらい
　　そのほか、お好みのハーブで
・ニンニクのみじん切り…小１片
・白ワイン…５０ｃｃ
・ナツメグパウダー…４～５振り
・卵…Ｓ－Ｍサイズ　１個
・ナチュラルチーズ（ピザ用など）…４０ｇ
・小麦粉…３０ｇ
・無塩バター…３０ｇ
・牛乳…６００ｃｃ
・オリーブオイル…大１
・塩コショウ、ナチュラルチーズ


１．ホウレン草は塩茹でしたら水に放ち、水気を絞り
　　ミキサーでペースト状にする。
２．フライパンにオリーブオイル、ニンニク、ローズマリーを入れて炒め、
　　香りが立ったら　肉も加えて炒める。
　　白ワインを加え水分を飛ばしたら
　　塩（２つまみぐらい）、コショウ、ナツメグで味を調える。
　　（ローズマリーは除く）
３．ベシャメルソースを作る。
　　小さめの鍋に小麦粉とバターを入れ弱火にかけ、
　　しゃもじで絶えずかきまぜ続ける。
　　泡が出てよく炒めたら　牛乳を一気に加え、泡立て器で全体をよく混ぜてから火を強める。
　　混ぜながら　とろみが出てきたところで火を止め
　　塩（２つまみぐらい）、コショウする。
　　（ゆるい状態でＯＫ。固いマカロニをこの水分で柔らかくするため）
４．炒めた肉、１のホウレン草、チーズ、溶き卵を加えよく混ぜたら
　　マカロニに詰める。
５．耐熱容器に薄くバターをぬり、３のソースを入れ　
マカロニをすきまをあけて並べ
　　残りのソースを上からかける。
６．チーズ（分量外）をのせ、１８０度のオーブンで３５分ぐらい焼く。
　

　　※大きさに余裕のある耐熱皿を使って下さい。
　　※中に詰める具は、茹でてざく切りにしたホウレン草、リコッタ（カッテージ）チーズでもＯＫ。
　　※トマトソースを敷き、上からベシャメルソースをかけてもＯＫ。
　　※ラザニアの生地を使ってＯＫ。その場合下ゆでしてから、具をくるくると巻く。